住宅

2件目の住宅が欲しい:セカンドハウスローンについて

今ある家の他に、「老後のために郊外に家を購入したい」「勤務先の近くに、一人暮らしを始める子供のためにマンションを購入したい」「週末には、リゾートでのんびり過ごしたい」「長く過ごすことになりそうな単身赴任先にも住居を持ちたい」などのような需要はあります。

そのようなときに、既に持ち家などの住宅ローンを組んでいる状態で新たに組むことができるローンが、セカンドハウスローンと呼ばれるローンです。

その特徴と注意点などについて、見ていきたいと思います。

セカンドハウスローンの特徴

セカンドハウスローンは、一般的な住宅ローンと比べて一番大きな違いは金利面になります。現在マイナス金利政策の導入で全般的にローンの金利が低くなっていて、住宅ローンは期間固定や変動金利ならば、1%を切るものが多く提供されていて、固定金利でも1%~2%の金利で提供されています。これは、生活に必要な住居のためのローンであり、住宅ローンが特に社会性の強いローンで優遇されていることにもよります。

しかし、セカンドハウスローンはその理由が別荘購入目的になり、ある意味嗜好品購入目的になりますので、その金利の優遇は無くなるのが前提になります。そのためセカンドハウスローンは住宅ローンと比べて金利が3~4%と非常に高くなっています。

セカンドハウスローンを利用するメリットは、現金が手元になくても、保養目的等の第二の住居を買うことができることです。住民票が置いてある住居以外にも、子供が進学したので一人暮らし用の家を買ってあげたりできることです。

デメリットは何と言っても金利が高いことです。住宅ローンと比べて2~3倍に近い金利になることもあります。住宅と違って別荘は無くても生活ができるもの、贅沢品であるとの見方で金利の優遇が得られないことによります。

フラット35のセカンドハウスローン

政府系金融機関「住宅金融支援機構」と民間金融機関が提携し提供する「フラット35提携住宅ローン」というローンがあります。フラット35には、生活の拠点としている現在の住宅の他に、条件審査がありますが、2つめの家を取得する際にも利用することができる「フラット35」セカンドハウスがあります。

セカンドハウス購入時にフラット35を活用する方法は、以外と知られていませんが、一般的なセカンドハウスローンと比較しても金利が低く、非常に有利な条件で借入できる点が魅力です。セカンドハウスローンを利用する際が、必ずチェックしていきたいローンになります。

フラット35は、セカンドハウスローンでも金利優遇制度を導入しているので、通常の住宅ローンに非常に近い金利で融資を受けることが可能です。通常のセカンドハウスローンとは比較にならないほど、お得な金利になっています。

セカンドハウスローンの借り入れ審査は、当然2つ目の家ということで返済能力などの審査が厳しくなります。特に住宅ローン返済中である場合は、更に審査が厳しくなり、お勤め先が大企業でない方や安定した収入が見込めないような場合には、審査に通ることは相当ハードルが高くなりますが、フラット35のセカンドハウスローンは比較的そのハードルが下がります。

セカンドハウスで資産を増やす

セカンドハウスローンは投資目的では利用できません。ただ、セカンドハウスローンを返し終わった後は、賃貸に出すのも売却するもの自由です。

その意味ではセカンドハウスローンを借りて2つ目の住宅を所有することは、人生100年時代に向けた1つの効率的な資産形成方法かもしれません。

人生100年時代に向けた資産形成方法には、貯蓄や投資信託などの金融商品などの購入の他に不動産資産を住宅以外に持っておくことも有効な選択肢になります。

ましてや、フラット35の低い金利で購入できるとなると魅力的な資産形成方法になるでしょう。

住宅ローンとセカンドハウスローンの2つのローンがある時に、ライフプランに合わせて将来賃貸に出したい方の物件を期間短縮型の繰り上げ返済を集中的に行い早く返してしまえば、その後は投資用にして老後の年金資金の足しにできるかもしれません。

仮に資産価値の下がらない物件でその物件を売却をしたとすれば、同じように将来その資金を生活資金の足しにできるかもしれません。

その意味では不動産資産の購入も、これからは資産価値が下がらない物件を購入する!といったマネーリテラシーを持って考えることが大事です。

人生100年時代には、様々な戦略をたてていくことが必要になってきました。