住宅購入入居時の確認 ライフラインの手続きについて

住宅

住宅購入後引っ越しの前までにライフラインの手続きを忘れないようにすることが重要です。

これを忘れると引っ越しの当日にお風呂に入れなかったり、料理が作れなかったりと困ってしまうことにもなりますので注意したいところです。

電気の手続き

電力自由化により、引っ越し時の電気の手続きがとても大事になってきました。自由化前までは、電力会社に電話をして引っ越し先でブレーカーを上げれば電気をすぐに使うことができました。自由化以降は電力会社を自由に選べるようになったこと、スマートメータの導入がすすむことで、手続きを済ませないと電気が使えないということも起こりうるようになりました。

引っ越し先の電力メーターがスマートメーターに切り替わっていない場合は、基本的には切り替へが行われてからでないと新しい電力会社の電気を使い始めることができます。

スマートメータに切り替わっていなくても引っ越し日から電気を使える電力会社もあるようですが、引っ越し先にスマートメーターが取り付けられているかきちんと確認しておくと、手続きがスムーズになります。

※スマートメーターは通信機能を保有した電気使用量を計測する装置です。電力自由化で新電力会社のプランに切り替えるには、まず家のメーターをスマートメーターに切り替える工事が必要になります。

マンションで「高圧一括受電契約」(マンション全体を一括で電気契約を結んでいる)場合には、個人で電力会社を選ぶことはできませんのでご注意ください。

水道の手続き

水道の開栓手続きは地域の水道局に連絡するだけです。基本的には電話1本で開栓の手続きは完了します。引っ越し日には掃除などで水道を利用することも多々あると思いますので、できれば引っ越し日前日の日付で開栓しておくと安心でしょう。

又、地域によっては土日祭日の開栓に対応していない場合もありますので、引っ越し1週間前あたりの平日に連絡をしておくのが安心です。

ガスの手続き

ガスは都市ガスかプロパンガスかによって手続き方法が変わります。購入する物件土地ガスかプロパンガスかは、契約書でしっかり確認しておきましょう。

又、ガスに関しては電気、水道の場合と違い必ず担当者が開栓に訪問しますので、訪問時間などを事前に打ち合わせして決めておくことが必要です。

当然、これまで住んでいた物件の電気・水道・ガスなどのライフラインの解約を忘れないことも重要です。

テレビの配線

地デジ

地上波放送のことであり、放送局から発する電波を、中継局が受信をし、それぞれの家庭を送られることで放送をみることができます。

地デジとは何か、まずここからお話しする必要があるでしょう。地デジ以前、私達はブラウン管テレビでアナログ放送を観ていました。電波はアナログのものから、デジタルへと進化をしました。BS・CSとはBSとは、衛星放送のことであり、赤道上空にある人工衛星を用いて、電波を中継地点で繋いで、テレビ放送を流しています。BSを観るためには、テレビ受信機以外にパラボラアンテナと専用チューナーが必要になります。BSとCSの違いは、用いる人工衛星の違いになります。地デジとBSを両方観たいという場合は、UHFアンテナとパラボラアンテナの両方を設置する必要があります。マンションの場合には、アンテナは取り付け工事をしないでBS・CSの視聴をできる場合も多いです。ケーブルテレビ電波が受信しにくい地域や近くに構想ビルなどが建ってしまい、電波が不安定になって、映りにくくなってしまうケースがあります。そういう場合に、直接ケーブル(有線)を建物に繋げて、比較的安定して受信出来るようにしてくれるのがケーブルテレビ会社です。他にも地域のローカルチャンネル、BS・CS、インターネット、電話サービスなども利用できる場合もあります。

内容は各地域のケーブルテレビ会社によって違ってきます。

※光ファイバーと呼ばれる通信回線を用いた、現在のインターネットの主流となる回線を利用したものもあります。

 

以上引っ越し前に確認したいインフラ4つについてまとめてみました。

 

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